アルプスは裏切らない4
山登ってて何が楽しいの?
疲れるだけでしょ?景色が綺麗なのは分かるけど。。
などよく言われます。
登山ってずっーと地面だけ見て、すれ違う人に挨拶して気がついたら登頂みたいな感じじゃん
って言っている方もいて、なるほどなぁ、と
他にもたくさんわりとネガティブなイメージはあると思いますが、全部正解なんだと思います。

結局1日目は夜まで雨でした
山小屋に泊まるという経験がなかったので、
鏡平山荘のサービスと施設の充実具合に驚きと感謝の気持ちでいっぱいでした
乾燥室って凄い、トイレ綺麗、スタッフさん優しい
当たり前なのかな?分かりませんがとにかく心も身体ボロボロの私達にはこの安心感は有り難かった。
山小屋での過ごし方は本当に快適でテント泊とは違う生活となる。
面白いのは、談話室でここは時間帯で食堂にもなる、それ以外は自由に使えて私達は乾燥室という素晴らしい部屋でビショビショの衣類を乾かし、着替えドライな状態なって珈琲を飲みにいった
やっと落ち着いて何の脅威もない環境でまどろむ時間は最高。
談話室は沢山の登山者が利用していていたる所で明日の予定やこれまでの山の話などで盛り上がっていて、もっと静かにしなくちゃいけない場所だと勝手にイメージしていたので意外だった
これがいいのかは分からないけど、もう我々には関係ない話と少し拗ねている部分もありながら
山の中にいるという感覚も無くなっていて、心地はいいけど寂しい気持ちもあったかな
結局、明日以降の行動の話は全くする事もなく我々はメシを食う事もなく寝てしまった。


2日目は予報通り晴天
寝るのも早かったので夜明け前には起きていて
早出の登山者に混じり少し散策でもと外に
眼前にはくっきりと槍ヶ岳が。
昨日とは全く違う景色に興奮し、山の中に居るんだという現実と北アルプスの圧倒感を感じつつ
あ、俺、帰るんだ。。と現実に引き戻され
小屋に戻り、荷造りをし早めの下山となりました

誰もいない贅沢な下山を


さて、どうするか?
降りながら話し合いが始まりました
①蕎麦喰って、大町に寄って、温泉入って帰る
②とりあえず我が家に帰り私の登山靴を貸して違う山域に行く
③靴を買って北アルプスを楽しむ
④靴を買って仙丈ヶ岳に行く
ざっとこんな感じの案を考えながら下山

全くの予定外、一年前から計画していたこの山行が完全に潰えた。
なのに楽しい
もう次を考えて今 計画しながら山を歩いている
予定はあくまで予定で上手くいかなかったら切り替えれば良い。
全部正解。間違いなんかない。

この登山靴のおかげ、ではないけど
今日は西穂高岳を目指します。



